以前は初心者には厳しいとか難しいと言われていたVALORANTですが…。最近は人気トッププレイヤーが、VALORANT上級者テクニックだけでなく、初心者向けアドバイスを発信してくれていたり、初心者向けの基本操作テクニックを教えてくれるサイトも増えてきていますね。そして2024年1月10日、VALORANTに新武器「アウトロー」が登場しました!これはVALORANT史上初のことです。このアウトローはスナイパー向けの武器ということで、気になっている方も多いはず!そこで今回の記事では、開発エピソードについてやアウトローの性能や使い道をご紹介していきます。
VALORANT 武器における哲学とは?
VALORANT 武器において、常に念頭に置かれていることがあるそうです。それは「どの武器にも、購入する理由がなくてはならない」ということと、「武器にはそれぞれ明確な弱点とカウンタープレイの機会がなくてはならない」ということです。これはVALORANT開発当初からある、哲学に則って形づくられています。
せっかくなので、ここでその哲学をご紹介しておきましょう。
VALORANTの指針となる哲学
1. 確かさ / 分かりやすさ
VALORANTの武器は、一目見て、どういったものからインスピレーションを受けたのかを連想できる必要があります。それは、実在の武器に似せている場合も、同系列のゲームジャンルでの共通認識を用いる場合でも必要とされるそうです。
2. 実弾 / 殺傷力
ゲームプレイ面ではダメージなど様々な要素のバランスを考慮する必要がありますが、少なくとも効果音やマズルフラッシュ、アニメーションにおいてはレーザーという感覚ではなく鉛玉である必要があり、さらに銃本体は標的にその鉛玉である弾丸を撃ち込む道具であることを反映していなければいけないそうです。
3. 戦術的
キャラクターの武器の扱い方は、その意図や精密さを表現するように作られています。実際に武器を扱うエキスパートは、何千時間にも及ぶ訓練が、リロードや構え方など、あらゆる動作に反映されていますよね。
4. 統一感
初期段階からVALORANTの銃器デザインに「A対B」のような対立構図を持ち込まないことが決定されていました。そのため、異なるデザインを持つ複数の「派閥」を作ることは避けたそうです。
以上この4つの哲学をもとに、今回実装されたアウトローも VALORANT 武器として開発されました。
それでは、このアウトローの性能と使い道を見ていきましょう。
新しい VALORANT 武器 アウトローとは?
VALORANT初の新武器実装ということでとにかく注目を集めたアウトローは、スナイパー向けの武器です。
胴体に1発当てることで敵を倒すことができるオペレーターと、頭に一発当てることでフルアーマーの敵を1倒すことのできるマーシャルの中間的な性能ということでしたが、実際の性能はどうなのでしょう?
アウトローの性能
スペック
- 分類:スナイパーライフル / ツーショットチャンパー
- 購入可能金額:2400クレジット
- マガジン数:2発
- 装弾数:12発
- 発射速度:75発/秒
- 構える速度:25秒
- 弾切れ時リロード:8秒
- 単発リロード:3秒
- 射撃中:ズーム解除なし
ショットダメージ
- 頭:238
- 胴体:140
- 足:119
ライトシールド:HP125を装備した相手に対して、胴体1発でキル可能、ヘビーシールド:HP150を装備した相手はヘッドショット1発でキルが可能ということです。
設計
中価格帯と高威力スナイパーライフルということで、ちょうどマーシャルとオペレーターの間にはパワーと価格の中間ギャップを埋める存在として生まれたのが、こちらのアウトローです。もちろん、マーシャルとオペレーターの両方の要素が被る部分もありつつ、新たな特徴も兼ね備えています。
アウトローの特徴
- 1つ目は、ズームを中断することなく強力な弾丸を2発連射できることです。 ただ、その分リロード速度が長くなっているという弱点も存在します。
- 2つ目は、VALORANT 哲学に基づくサウンドも重要な役割を果たしています。 アウトローは、フルリロードと1発を残した状態のリロードではサウンドが異なります。
- 3つ目は、完全に弾切れした時と1発撃った後ではリロードにかかる時間の長さが異なり、それぞれの状況を明確化しています。
- 4つ目は、オペレーターのボルトアクション、マーシャルのレバーアクションと比べ、アウトローは固有のリロードシステムと二連式の発射、ショットガンのような中折式のビジュアルデザインというユニークさを持ち合わせています。
- 5つ目は、弾丸は通常の弾ではなくスラッグ弾を採用。これにより、他のスナイパーライフルとの違いが明確になりアウトローの個性が際立ったといえます。
まとめ
上記から導き出される性能は、ノスタルジックな中折式のビジュアルを持ちつつ、サウンドや装填時間にもこだわったユニークでパワフルなスナイパー銃であるということです。これは、使ってみたいと思わせてくれるVALORANT 武器ではないでしょうか。実際に握ってみたいと思ってしまうような銃であると共に、弾をはずさない正確なエイム力が必要になってくる銃でもあります。まだまだ新武器として登場したばかりではあるので、今後調整がかかっていくかもしれませんので注目しておきましょうね。