プロゲーマーはeスポーツと呼ばれるゲームジャンルやFPSの大会に出場し、賞金などで生計を立てているひとのことを指しています。今やプロゲーマーの認知度は上がってきていますが、年収はいくらなのでしょうか。
そこで今回は、プロゲーマーの年収はいくらなのか、なるためにはどうするのか、向いている人についても解説します。
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プロゲーマーの年収はいくら?収入源は?
プロゲーマーが認知されるようになってきたのは最近のことではありますが、1990年代にFPSなどの大会で優勝し、賞金を稼いでいた人物がいるとされています。
また、2017年に開催されたDota2の公式世界大会「The International 2017」では、賞金総額が26億円以上にもなったそうです。
しかし、世界規模の大会は賞金額が高いですが、日本国内では規模が小さく、プロゲーマーとして生計を立てるのは簡単ではないとされています。
では、プロゲーマーの年収や主な収入源について詳しくみていきましょう。
平均は400万円~500万円?
プロゲーマーの年収は、平均で400万円~500万円だとされています。しかし、日本国内のプロゲーマーの中には1億円以上を稼ぐ人もいるそうです。
ただ、プロゲーマーで1億円以上を稼ぐ人は限られた人のみで、それだけで生活していくのはかなり大変となっています。
また、プロゲーマーになれる人も限られており、競技人口も増えてきているので倍率なども高くなっていくのではないでしょうか。
収入源
プロゲーマーの収入源は大きく分けて3つあるとされています。プロゲーマーの収入源となっているのは、大会賞金、動画配信、スポンサー収入となっているそうです。
ただ、プロゲーマーの大会賞金といっても、規模などによって金額が大きく変わってくるのでよりレベルの高い場所でプレイすることが求められます。
また、スポンサー収入も収入源ですが、あくまでサポート的な役割であるので動画配信での広告収入や投げ銭といった部分も重要になってくるのではないでしょうか。
プロゲーマーになるには?
一昔前までは、小学生のなりたい職業はサッカー選手やプロ野球選手というのが高い人気を誇っていました。しかし、近年はYouTuberを筆頭にインターネットを利用した職業がランクインするようになり、プロゲーマーも憧れの職業として語られることが多くなっています。
多くのゲーム好きな人はプロゲーマーになりたいと考えたことがあると思いますが、なるためにはどうしたらいいのでしょうか。
それでは、プロゲーマーになるにはどうしたら良いのか詳しくみていきましょう。
結果を残す
プロゲーマーはプロゴルファーのように、プロテストに合格する必要が必ずしもあるというわけではありません。
しかし、そういった条件がないプロゲーマーの場合、結果を残すことが重要であるとされています。格ゲームにはランキングが表示されているスコアボードがあり、プロゲーマーの人も常にチェックしているそうです。
そのため、常にランキング上位にランクインしていることで、プロゲーマーチームの人が感心を寄せるようになり、スカウトされることがあると言われています。
伝手
プロゲーマーになる方法は大会などの結果を残すだけではなく、伝手のルートもあると言われています。
プロゲーマーチームに所属している人と知り合い、実力があれば、そこで打診されることも少なくないそうです。特に、プロゲーマーから誘われるということは、それだけ高いレベルのスキルを有している証明ともなります。
ただ、プロゲーマーの人と仲良くなって誘われるためには、一緒にプレイできるだけの実力がないと無理です。
そのため、どんな方法でプロゲーマーになるとしても、腕前がなければなることはできないのではないでしょうか。
プロテストなどを受ける
プロゲーマーになる方法としては、プロテストやトライアウトを受けるというルートもあるとされています。
しかし、プロゲーマーのプロテストというのは資格などが発行される訳ではなく、純粋にそのプレイヤーの実力を確認するためのものとなっているそうです。
そして、常にプロテストやトライアウトが行なわれているという訳ではなく、欠員などが出た際に各チームが募集をかけていることがあるとされています。
そのため、プロゲーマーに本気でなりたいと考えている人は、公式ホームページを常にチェックしておくと良いかもしれないですね。
プロゲーマーに向いている人も解説!
ゲーム好きな人にとってプロゲーマーという職業は、夢のような仕事だと感じられます。しかし、プロゲーマーは常に結果を出すことが求められ、スポンサーなどが付いている場合には問題行動を起こす訳にはいきません。
また、チーム単位で行動する必要もありますし、ゲームの腕前を磨きつつ、生活のために動画配信をする必要があるのでかなり多忙だとされています。
また、プロゲーマーはゲームが上手いだけではダメとされていますが、どういった人が向いているのでしょうか。
実力がある
プロゲーマーに向いている・活躍している人の絶対条件として実力があることが挙げられています。
プロゲーマーに限らず、専門職で生計を立てて行くためには実力があることが絶対条件です。特に、プロゲーマーは大会での実績が収入や人気などに直結してしまうので、実力がないと生活することができません。
モチベーションの高さ
プロゲーマーに向いているのは、モチベーションが高い人だと言われています。
プロゲーマーとなるような人は、自分が得意としているゲームを何十時間とプレイし、常にスキルを磨くことに心血を注いでいることが多いです。また、同じゲームをずっとやっていくというのは意外にも大変なことで、モチベーションが低下してしまうことも少なくありません。
しかし、大会などで結果を出すためには、モチベーションを高く維持することが重要とされています。
本気で取り組んでいる人
プロゲーマーに向いている人は、夢や目標に本気で取り組んでいる人だと言われています。
何かに本気で取り組むということはプロゲーマーに限らず、重要なことではないでしょうか。
特に、プロゲーマーはまだ規模も大きくなく、狭き門なので本気で取り組んでなければ、なることさえできません。また、プロゲーマーは常に目標や夢を持っていないと、モチベーションを維持することも難しくなってきてしまうので、そういったことも大切になってくるのではないでしょうか。
まとめ
今回はプロゲーマーの年収はいくらなのか、なるためにはどうするのか、向いている人についても解説しました。
プロゲーマーの年収は人気チームのスタメンになれば、平均以上稼ぐこともできるとされています。また、プロチームに所属していれば、収入が安定するだけではなく、より高いレベルで練習することができるのではないでしょうか。そのため、まずはプロチームに入ることを目指しましょう。