ALGS Championship Year 3は、Apex Legendsの競技シーンで最も重要なイベントの一つです。世界中から集まったトッププレイヤーたちが、2023年9月6日~9月10日の5日間にわたって、優勝を争う熾烈なバトルを繰り広げました。この記事では、ALGS 結果と、注目の日本人プレイヤーたちの成績に焦点を当てます。
今年のチャンピオンシップの出場チーム(合計40チーム)
スプリット1と2のプレイオフでのパフォーマンスにより選ばれた上位30チームと、各リージョンでのラストチャンス予選(LCQ)を制した合計40チームが、イギリス・バーミンガムで世界一の座を競います。以下では、チャンピオンシップに進出するチームをグループ別に紹介します。※日本チーム代表は太字になっています。
グループA
- TSM
- FNATIC
- Oxygen Esports
- OpTic Gaming
- REALIZE
- Aurora Gaming
- Sentinels
- MDY WHITE
- GoNext Esports
- Disguised
グループB
- XSET
- Acend
- LG Chivas
- Element 6
- 100 Thieves
- DreamFire
- Riddle
- AREA310
- start a fight Esports
- Les cités de France
グループC
- DarkZero Esports
- Alliance
- FaZe Clan
- ganbare otousan
- PULVEREX
- Complexity Gaming
- ENTER FORCE.36
- Tom Yum Kung
- The Dojo
- NORTHEPTION
グループD
- NRG
- Moist Esports
- Pioneers
- ONIC Esports
- FC Destroy
- Team Singularity
- BLVKHVND
- JLINGZ Esports
- K1CK
- Iron Blood Gaming
ALGS Year 3 チャンピオンシップの結果
ALGS Year 3 チャンピオンシップは、数多くの予選ラウンドを経て、最終的にトッププレイヤーたちが集結しました。数々のエキサイティングな試合と戦略的な駆け引きが展開されましたが、日にちでまとめたALGS 結果を見てみましょう!
1日目の結果まとめ
1日目でのグループステージの試合が終了した段階でのランキングは、以下の通りです。1日目の競技で、トップに立ったのはアメリカの実力派チーム「TSM」でしたが、グループBとCのチームはグループAとBに比べて6試合少ない状態の結果となっております。
順位 | チーム | ポイント |
1 | TSM | 106 |
2 | NRG | 91 |
3 | OpTic Gaming | 89 |
4 | Iron Blood Gaming | 86 |
5 | BLVKHVND | 86 |
6 | REALIZE | 79 |
7 | DreamFire | 78 |
8 | Pioneers | 77 |
9 | Sentinels | 74 |
10 | Moist Esports | 73 |
2日目の結果まとめ
2日目の9月7日をもって、全グループステージの対戦が終了しました。上位20のチームは、4日目に行われる勝者ブラケットに進出します。そして、下位の20チームが敗者ブラケットラウンド1に配属されました。※日本チーム代表は太字になっています。
順位 | チーム | ポイント |
1 | DarkZero Esports | 176 |
2 | BLVKHVND | 159 |
3 | XSET | 151 |
4 | OpTic Gaming | 150 |
5 | DreamFire | 147 |
6 | LG Chivas | 143 |
7 | TSM | 138 |
8 | Sentinels | 125 |
9 | Moist Esports | 124 |
10 | REALIZE | 123 |
11 | start a fight Esports | 117 |
12 | Iron Blood Gaming | 114 |
13 | Acend | 109 |
13 | Oxygen Esports | 109 |
15 | The Dojo | 106 |
16 | Team Singularity | 105 |
17 | Alliance | 104 |
17 | NRG | 104 |
19 | FaZe Clan | 103 |
19 | Tom Yum Kung | 103 |
21 | JLINGZ Esports | 98 |
22 | 100 Thieves | 97 |
23 | Disguised | 96 |
24 | PULVEREX | 93 |
25 | Pioneers | 91 |
26 | ONIC Esports | 87 |
27 | Fnatic | 86 |
28 | NORTHEPTION | 80 |
29 | GoNext Esports | 74 |
29 | Riddle | 74 |
31 | MDY White | 67 |
32 | Complexity Gaming | 61 |
33 | Aurora Gaming | 60 |
34 | AREA310 | 57 |
34 | Element 6 | 57 |
36 | FC Destroy | 55 |
37 | Les cités de France | 53 |
38 | ganbare otousan | 47 |
39 | ENTER FORCE.36 | 43 |
40 | K1CK K1CK | 42 |
3日目の結果まとめ
グループステージで下位になった20チームは、9月8日に行われた敗者ブラケットラウンド1に参戦し、その結果上位10チームは次の日の敗者ブラケットラウンド2に進み、下位10チームは敗者復活のチャンスを逃す結果となりました。敗者ブラケットラウンド1の上位10チームは以下の通りです。
順位 | チーム | ポイント |
1 | Fnatic | 81 |
2 | FC Destroy | 74 |
3 | Pioneers | 71 |
4 | Complexity Gaming | 62 |
5 | ENTER FORCE.36 | 61 |
6 | NORTHEPTION | 58 |
7 | Element 6 | 50 |
8 | MDY White | 49 |
9 | ONIC Esports | 41 |
10 | PULVEREX | 41 |
4日目の結果まとめ
大会の4日目には、勝者ブラケットと敗者ブラケットラウンド2が実施されました。勝者ブラケットでは、上位の10チームがファイナルラウンドに進出し、一方、下位の10チームは敗者ブラケットラウンド2に進むことになりました。勝者ブラケットの上位10チームは以下の通りです。
順位 | チーム | ポイント |
1 | BLVKHVND | 72 |
2 | LG Chivas | 62 |
3 | DreamFire | 60 |
4 | OpTic Gaming | 55 |
5 | TSM | 49 |
6 | Oxygen Esports | 47 |
7 | The Dojo | 45 |
8 | Acend | 44 |
9 | Moist Esports | 44 |
10 | REALIZE | 43 |
その後、20チームが敗者ブラケットラウンド2に挑戦し、その結果、上位10チームがファイナルラウンドに進出し、下位10チームはここで大会から退散しました。敗者ブラケットラウンド2の上位10チームは以下の通りです。
順位 | チーム | ポイント |
1 | NRG | 121 |
2 | Alliance | 92 |
3 | Element 6 | 77 |
4 | ENTER FORCE.36 | 47 |
5 | start a fight Esports | 45 |
6 | FaZe Clan | 44 |
7 | Pioneers | 43 |
8 | MDY White | 42 |
9 | PULVEREX | 40 |
10 | Iron Blood Gaming | 40 |
5日目の結果まとめ
5日目に開催されたファイナルラウンドは、マッチポイントシステムを採用しており、50ポイントを突破してからの試合で1位を取らなければ、優勝できないシステムとなっています。
ファイナルラウンドの3試合目では、OpTic Gamingがマッチポイントに到達し、5試合目でDreamFireがそれに追随しました。そして、6試合目ではBLVKHVND、LG Chivas、FaZeの3チームもマッチポイントに到達し、7試合目でTSMとThe Dojoも同様の状態に突入しました。しかし、その次の8試合目でアメリカのTSMチームが1位を獲得し、ALGS Year 3のチャンピオンに輝きました。
ALGSチャンピオンシップ結果表
最終順位 | チーム(国) | ポイント | 賞金(ドル) |
優勝 | TSM(アメリカ) | 83 | 600.000 |
2 | OPTIC GAMING(アメリカ) | 89 | 320,000 |
3 | BLVKHVND(インドネシア) | 68 | 210,000 |
4 | THE DOJO(アメリカ) | 65 | 170,000 |
5 | LG CHIVAS(メキシコ) | 65 | 130,000 |
6 | FAZE(アメリカ) | 59 | 100,000 |
7 | DREAMFIRE(中国) | 55 | 80,000 |
8 | PIONEERS(イギリス) | 52 | 60,000 |
9 | REALIZE(韓国) | 50 | 50,000 |
10 | IRON BLOOD GAMING(タイ) | 41 | 40,000 |
11 | ACEND(ポルトガル) | 41 | 32,000 |
12 | MOIST ESPORTS(オーストラリア) | 39 | 30,000 |
13 | ELEMENT6(イギリス) | 38 | 28,000 |
14 | SAF ESPORTS(ブラジル) | 34 | 26,000 |
15 | NRG(アメリカ) | 33 | 24,000 |
16 | OXYGEN ESPORTS(カナダ) | 28 | 22,000 |
17 | PULVEREX(日本) | 27 | 21,000 |
18 | MDY-WHITE(中国) | 19 | 20,000 |
19 | ALLIANCE(EU) | 15 | 19,000 |
20 | ENTER FORCE.36(韓国) | 12 | 18,000 |
ALGS Year 3 の優勝チームはTSM!
ALGS Championship Year 3のファイナルラウンドでは、複数のチームがマッチポイントで緊迫した8試合の後、TSM(Team SoloMid)が3連続の1位を収めALGSチャンピオンのトロフィーを獲得し、賞金60万ドルを手にしました。このチームはALGS Year 3スプリット1のプレイオフで優勝しましたが、これは彼らにとって初めてのALGSチャンピオンシップ優勝です。
TSMチームは、Phillip “ImperialHal” Dosen、Jordan “Reps” Wolfe、Evan “Verhulst” Verhulst、およびコーチのRavenから成り立っています。この勝利は、DarkZeroチームなど他の主要なApex Legendsプロチームとの緊迫した競争の結果です。DarkZeroは以前、TSMを2023年のSplit Twoプレイオフで破っていました。
日本代表チームの結果
日本からも多くの優れたApex Legendsプレイヤーが大会に参加し、その実力を世界に示しました。今大会にはAREA310、FC Destroy、FNATIC、NORTHEPTION、PULVEREXとRiddleの6チームが日本を代表して出場しました。
敗者ブラケットラウンド1では、FNATICが1位、FC Destroyが2位となりましたが、残念ながらRiddleとAREA310チームが大会から退散しました。しかし、敗者ブラケットラウンド2では、FC Destroy、NORTHEPTIONとFNATICチームが上位の10チームに入れず、PULVEREXだけがファイナルラウンドに進出しました。ALGS 結果では、PULVEREXチームは27ポイントを獲得し17位になり、約314万円(2万1,000ドル)の賞金を獲得しました。
日本代表チームの結果表
最終順位 | チーム |
17位 | PULVEREX |
21位 | FC Destroy |
24位 | NORTHEPTION |
26位 | FNATIC |
34位 | Riddle |
35位 | AREA310 |
まとめ
世界大会ALGSは、Apex Legendsコミュニティにとって重要なイベントであり、ALGS Championship Year 3はApex Legendsの世界で最高峰の大会でした。今大会はトッププレイヤーたちが競い合う見ごたえのある大会でした。優勝チームや注目の瞬間は、プレイヤーやファンにとって忘れられないものになりました。今後のALGSにも注目です。