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グランツーリスモ7はつまらない?炎上理由や評価を徹底解説!

「グランツーリスモ7(Gran Turismo 7)」は、PlayStationを代表するレースゲームシリーズの最新作として2022年に発売されました。しかし発売直後から、「つまらない」といった否定的な声がSNSやレビューサイトで目立ち、評価が二極化する事態となりました。

本記事では、「グランツーリスモ7は本当につまらないのか?」という疑問に対し、炎上した理由や過去作との違い、評価されている点、そして初心者でも楽しむためのポイントまで、実際のゲーム内容を整理しながら客観的に解説します。

グランツーリスモ7とはどんなゲーム?

グランツーリスモ7は、ポリフォニー・デジタルが開発し、ソニー・インタラクティブエンタテインメントが発売したリアル志向のドライビングシミュレーターです。

シリーズ25周年作品として位置づけられ、「原点回帰」をコンセプトに掲げ、実在する車両の挙動・音・構造を極限まで再現することを重視しています。

さらに、400台以上の実在車両を収集し自分の好きなようにカスタマイズできることが大きな魅力です。ゲーム機のコントローラーではなく、もっと操縦のリアリティを求めるプレイヤーは、グランツーリスモ7 ハンコン設定 おすすめを試してみることも可能です。

また、今作では、車の歴史や文化を学べる「カフェ」要素も取り入れられており、シングルプレイも一段と魅力的になっています。

ただし、一方で、これらの特徴が一部ユーザーにとっては「合わない」、「期待と違う」と感じられ、否定的評価につながったようです。

なぜ「グランツーリスモ7はつまらない」と言われるのか?

では、実際にどのような点がつまらないと言われるのか、見ていきましょう。

オンライン常時接続が必須

グランツーリスモ7が炎上した最大の理由のひとつが、ほぼ全てのモードでオンライン接続が必須という仕様です。この仕様は過去作とは大きく異なっていましたし、更に発売直後にサーバーメンテナンスや障害により長時間プレイできない状況が発生したため、オフラインでほとんど遊べないことが問題視されました。

シリーズのファンからは、シングルプレイ中心なのに常時接続が必要であることや、サーバー障害が発生すれば必然的にゲームが遊べなくなることに対する不満の声が数多く聞かれたほか、将来的なサービス終了に対する不安も広がり、「つまらない以前に遊べない」と大炎上する事態を招きました。

ポリフォニー・デジタルは、サーバー障害が長時間続いたことに関して公式に謝罪コメントを発表し、プレイヤーに不便をかけたことを認め、今後の改善を約束しましたが、サーバーの安定性こそ改善されたものの、常時オンライン接続が必須という仕様そのものは現在も変更されていません。

クレジット稼ぎが厳しく作業感が強い

グランツーリスモ7では、車両購入やカスタマイズにゲーム内通貨(クレジット)が必要です。しかし、アップデートでレース報酬が減額されたことにより、「同じレースを何度も周回しないと車が買えない」という状況が生まれました。当然プレイヤーからは、「稼ぎにくい」「同じレースを周回するだけで飽きる」といった声が聞かれました。

また、課金要素が存在することもあり、進行の遅さや作業間の強さ、達成感の薄さに関しても不満が上がりました。

ただし、これについては後続アップデートで一部レースの報酬増額や調整が実施されています。

自由度の低さと「カフェ」中心の進行

過去作では、プレイヤーが自由にレースを選び、資金を稼ぎ、車を集めるスタイルが主流でした。

しかし、グランツーリスモ7では「カフェメニュー」によって進行がガイドされるため、自由度が低く感じられるという意見があります。

ただし、この仕様は新規のプレイヤーでも楽しめるよう設計されたものであるため、評価が分かれるポイントでもあります。

過去作と何が違う?

過去作(特にGT4~GT6)は、膨大なレース数、自由な進行、オフライン中心の設計が特徴でした。そのため、プレイヤーにとっては「黙々と遊び続けられる」という魅力がありました。

しかしながら、GT7は、演出重視、車文化の解説や学習要素の強化といった方向にシフトしており、純粋なレース量より体験を重視しているようです。

この変化を「進化」と捉えるか「劣化」と捉えるかで評価が大きく分かれているというのが現状です。

グランツーリスモ7が評価されている理由

グランツーリスモ7がつまらないと言われる理由は分かりましたが、それでも多くのファンはグランツーリスモ7を評価しています。今度は、どのような点が評価されているのか見てみましょう。

圧倒的なグラフィックとサウンド

車体の質感、光の反射、エンジン音などはシリーズ最高峰と評価されています。特にPS5版ではロード時間の短縮もあり、「走らせるだけで楽しい」という声が多く見られます。

車好きに刺さる世界観

車の歴史、メーカーごとの思想、名車の背景などを学べる点は、他のレースゲームにはない魅力です。この点は、シミュレーター志向のユーザーから高評価を受けています。

初心者でも楽しめるのか?

グランツーリスモ7がつまらないと言われる理由と、評価されている点を見てきましたが、初心者にとってはどうなのでしょうか?

当然、プレイヤーによってゲームに求めるものは変わりますが、「つまらない」と感じる前に、以下のポイントを意識することで楽しみ方が大きく変わるのではないでしょうか。

無理に効率を求めない

最短ルートでクレジットを稼ごうとすると作業感が強くなります。あえて車を変えたり、様々なセッティングを試したりすることで楽しみが広がります。

難易度を下げて挙動に慣れる

リアル志向のゲームゆえ、初心者の場合、最初は操作が難しく感じがちです。アシスト機能を活用し、少しずつ慣れていくことが重要です。

カフェは教科書

過去作からのプレイヤーにとってカフェは制限と捉えられがちのようですが、初心者の場合、初心者向けのガイドと捉えると理解しやすくなります。ガイドに沿ってゲームを進めることで自然にスキルも知識もアップしていくはずです。

まとめ

グランツーリスモ7が「つまらない」と言われるのには明確な理由がありましたが、決して完成度の低い作品なわけではありませんし、初心者でも存分に楽しめる作品になっています。開発元も、頻繁にアップデートをし改善に努めているようです。

ただし、プレイヤーに求められる姿勢が過去作とは少し変わったことは事実であり、シリーズファンだからこそ批判が多く出た作品とも言えます。

つまりは、自分に合った遊び方を見つけられるかどうかが、評価を分ける最大のポイントと言えるでしょう。

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